« 無題 | メイン | 今年最後のセミの鳴き声? »

吉川区敬老会

 きょうは長峰温泉ゆったりの郷のゲートボール場で吉川区の敬老会がありました。合併後初めての敬老会でしたが、前評判はあまり良くありませんでした。経費削減のためなのでしょうが、これまでのように、寿司やトン汁がないなどについては何人ものお年寄りから不満の声が寄せられていました。式典の直前に、こうしたことを私や総合事務所長から聞いていた木浦市長、挨拶の中で、「トン汁や酒がなくなったそうですが、やはりあった方がいいでしょうかね」とやりました。会場に集まった400人ほどの人たちからは拍手喝さいでした。なかなか……。
 どぎもを抜く挨拶をしたのは市議会厚生常任委員長の佐藤敏議員でした。壇上でいきなり、「総合事務所長さん、きょうは、何の会でしょうか」と「質問」したのです。びっくりした所長が、「敬老会です」と答えると、「私はこの会場へ入って1回外へ出たんです。集まっている人たちを見たらお若いので、あ、ここは青年会の会場だと思ったからです」と続けました。会場からドッと笑い声が起きたことは言うまでもありません。その後も、事務局で用意された原稿に頼らず、笑いと拍手を呼ぶ話を次々とくりだしました。まさに芸人です。
 式典が終わってからはアトラクションです。ここ数年、敬老会に参加していなかったので、気が付きませんでしたが、頸城区など近隣の芸能愛好者グループのみなさんも昨年あたりから応援に入っているんですね。興味深かったのは、地域の元気唄「いたこ」です。お盆踊りでよくやる唄らしいのですが、唄の文句の中には、「親の意見とナスビの花は千にひとつもムダがない」というのに混じって、「山のアケビは何見て開く、シカの……」などエロティシズムあふれたものがいくつもありました。あとで聞いた話ですが、上越地方には地域によっていろいろな歌詞があるようです。どんなのがあるか集めてみたくなりました。それと、もうひとつ、「いたこ」には太鼓の音がよく似合いますね。
 しばらく一般質問を掲載しませんでしたが、3月と6月の定例会のものをアップしました。9月のものも議事録がまとまり次第掲載します。
 


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hose1.jp/mt/mt-tb.cgi/785

コメントを投稿

(TypeKey でサインインしたコメントは即時に、それ以外は承認後表示されます。)

概要

2005年10月06日 00:00に投稿されたページです。

前:無題
次:今年最後のセミの鳴き声?

過去の投稿

小さな町の幸せ通信