きょうは体育の日。いつもなら駅伝がある日なのですが、今年は別の日になったのか、それともなくなったのか、区内ではそのような動きはまったくありませんでした。私が吉川に戻ってきた1972年(昭和47年)にはすでにやっていましたし、その後も毎年ありましたから、今年中止になったのなら、それこそ数十年ぶりに駅伝がない年となります。私はランナーとして10数年、その後は応援者として駅伝と付き合ってきました。それだけに、とてもさみしい。
昨日に続いてきょうも懇談会の案内を各戸へ配布しました。きょうは3集落をまわりました。午前中に終了させる予定でしたが、何軒かで話がはずみ、午後1時近くまでかかりました。山方集落では鯉上げをやっていました。池の水を払い、飼っていた鯉をつかまえて、どこかへ運ぶのです。区内ではニシキゴイをやっている魚沼の業者に池を貸すところがいくつもあります。この集落では昨日ときょう、二日間も鯉上げがあり、フナをもらってきた人もいました。これは別の集落ですが、もう冬囲いをしている人がいました。「早いね」と声をかけたら、「かわいそうだけど、酒屋もんに行かなきゃならんすけね」という言葉が返ってきました。もう出稼ぎのシーズンです。
夕方、頸城区の美しが丘の新そば祭りに出かけてきました。ここは旧頸城村議の小堺正雄さんの地元です。市町村合併問題では終始慎重派で、私は数年前から付き合ってきました。鼻ヒゲを生やし、短い言葉で核心を突くので、一度会うと忘れられない人間です。とにかくおもしろい。彼は旧松代町出身で、そば打ちの名人です。一度は彼が打ったそばを食べてみたいと思っていたのですが、ようやく実現しました。そばは歯ごたえがなんともいえず味も抜群、この人はそばで商売できる人だと思いました。祭りでは、焼鳥、ラーメン、赤飯なども並んでいたので、赤飯を2つ買ってきました。