午前、午後と「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。会った読者の方にはお礼の挨拶をと思っていたのですが、きょうは稲刈りで留守の家が多く、選挙のお礼を言えたのは4分の1くらいだったでしょうか。会った人のなかからは、「(共産党は)もっと伸びると思って期待していたのに残念だった」「自民党がこんなに大きくなって(どうなるか)不安だ」などという声が寄せられました。なかには「えっ、伸びたの? そりゃ、いかった」という声もありました。逆風の中で現有議席を確保したこと、自公政権が多数の力で増税、憲法改悪などの路線を進むと、国民との矛盾が深まることなどをきちんとお伝えしないといけないな、と思いました。
新聞配達の途中、リュックを背負い、歩いている小学生二人と出会いました。二人は兄弟で、赤ちゃんの頃から知っている子どもたちです。二人の家からは3~4キロも離れているので、「車に乗らんでもいいがか?」と声をかけたら、ニコニコして、「大丈夫です」。きょうは土曜日ですので、おそらく親戚の家から歩いて帰ることを親に言われたのでしょう。天気は良いし、絶好のハイキング日和、歩いている姿はとても楽しそうでした。
この二人の姿を見て思い出したのは、40年ほど前に、弟を連れて柿崎駅まで歩いて行ったことでした。汽車を弟に見せたい、その思いで、20キロ弱の道を歩いた想い出はいまでも心に焼き付いています。ただ、鮮明に記憶しているのは、初めて汽車を見て感動している弟の様子ぐらいで、道中、どんなことがあったかはほとんど覚えていません。それだけに、きょうの二人の様子を見て、「おそらく、俺たちも、こんな感じで歩いていたにちがいない」と思いました。この二人、無事、家に着いたかな。
稲刈りが進み、トップページにかかげている風景もどんどん変わっていきます。きょうは、偶然、稲刈りをしているコンバイン、トラックの姿も見えましたので、デジカメで撮影しました。もっとも、コンバインは遠くの田んぼなので、みなさんには分からないかもしれません。