きょうは終日、新聞配達と集金でした。総選挙の投票日から2週間経ちますが、いまだに話題の中心は選挙結果とその後の動きについてです。ある人は、憲法改悪に向かって動きが急速になってきたことにふれ、「これじゃ、国民だましだ」と言っていました。マスコミをフル動員し、郵政民営化だけが問われる選挙のような宣伝をしておきながら、日本の進路と平和に係わる重要問題をこのように出してくる手法は絶対に許すわけにはいきませんね。
さて、きょうは楽しみにしていたことがありました。私が少年時代を過ごした蛍場の柿を食べることです。十五夜を過ぎれば食べられる「カンゾウ柿」(と呼んでいる)というのがあります。大きめの柿で、甘柿のなかでは早稲の部類に入ります。私が毎年、一番最初に食べるのがこの柿ですが、今年は木の下へ行ってビックリしてしまいました。いつもなら鈴なりなのに、今年は数個しか実をつけていないのです。それもまだ青い。伯母などにこの話をすると、「今年はみんなダメだ。村屋柿もぜんぜんなっていない」と言います。どうも虫にやられたらしい。
夜は一般質問の準備もかねて本を読みました。質問の前になると、質問と関係のない本を読みたくなるクセがあるのですが、今回は質問にズバリ関係する教育問題の論文を読んでみました。読んでいるうちに、自分が質問しようとしている内容の理解が浅いのに気付き、ドキッとすることがありました。素人がプロにきく質問とはいえ、読んでおいて良かった。