私の所属する文教経済委員会の初日でした。朝10時から夕方6時過ぎまで昨年度決算について質疑をやりました。編入された13町村の膨大なデータも含めて、配布されたすべてのデータに目を通すのは事実上不可能です。これはという問題に絞って調べて質疑に役立てるのが精一杯でした。
昨年度というのは、いうまでもなく昨年4月から今年3月末まで。一番の出来事は14市町村の合併です。多くの事業が合併とからんで展開されました。ところが、決算書や関連資料では、子どもの姿がほとんど見えませんでした。1万人を超える児童生徒にとって合併は何だったのか、合併に向かってどういうことをしたのか、もっと意識してもよかったのではないでしょうか。
私が取り上げた問題は、子どもと合併のほか、社会科副読本の充実、学校HPなどです。学校図書館、図書標準などについては他の委員が取り上げていましたが、私の場合、春の予算審議で取り上げていましたので、来年の予算審議でチェックをかけたいと思い、やめておきました。
きょうは一日中、台風のことが気になりました。委員会室の窓に強い風があたり、ビュービューという音がしました。地元の総合事務所に戻って、「台風の進路から外れたね。昨年からはずっと外れている」と言ったら、「その代わり、大雨(被害)がひどい」という言葉が返ってきました。考えてみれば、昨年から、雨と雪の災害で苦しめられてきました。台風がこなかった時のホッとした気持ちはいままで以上です。