朝、市役所へ向かう途中、秋空が澄み渡っていて頸城三山が見事でした。あまりにも美しいので、頸城区で軽トラから降り、写真を何枚か撮りました。高田平野はこれから刈り取るコシヒカリが黄金色に輝き、転作ソバはいまが花盛りです。稲とソバに頸城三山、この組み合わせが気に入りました。うまく撮れていれば、赤旗編集局へも送りたいと思っています。
きょうから厚生常任委員会がはじまりました。選挙が終わったばかりとあって、明らかに疲れているなと思われる人が何人もいました。私の方はというと、この「見てある記」を書いてから朝8時半まで眠ったので、何とかもちました。健康福祉部関係の決算審議では、予算の流用の仕方を問題にする場面が何度もありました。予算の趣旨から外れず、目、節ならばいつでもオーケー、そんな流用の仕方に違和感を感じる委員が多かったように思います。
高田の南本町の朝日湯が7月末で廃業しました。これに関連して、高齢者の公衆浴場利用助成が議論の対象になりました。部長の答弁で、自宅の風呂を持たない1人の高齢者については「もらい風呂」で対応してもらうことになったという言葉が出ました。懐かしかったですね、この言葉は。じつは私も朝日湯を1年間利用したことのある人間です。公衆浴場で大人の裸をたくさんみて、いろんな人と出会いました。単なる風呂場でなく、町場の人たちの、とてもいい交流の場でした。なくなるのはさみしい。