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お茶をご馳走になって聞いた話は……

 公示前の最後の日曜日です、一日中、総選挙を意識して活動しました。新聞の配達、集金、各種号外配布、街宣で柿崎区と吉川区内をまわりました。きょうは、支部の仲間や後援会の人たちが一番動いてくれた1日になったように思います。夕方には頸城区の後援会決起集会兼焼肉パーティにも顔を出してきました。ここも盛り上がっていましたね。私が到着した時はパーティ開始後2時間ということもあって、みんな元気、元気、この勢いがあるなら小選挙区でも勝てるほどの熱気にあふれていました。それにしても70人ほどの人たちが集まったというのはすごいことです。
 きょうの活動で忘れられないのは、川谷地区のある家を訪ねた時のことです。支部の仲間と赤旗号外を配布していたのですが、そこの家のお母さんからお茶を誘われました。そこで出た話は1945年3月の東京大空襲体験でした。この人は1944年から翌年にかけて女中奉公に出ていました。しかもその奉公先は、空襲で行方不明になった私の伯母がかつてお世話になった家だったのです。このお母さん、空襲時の恐怖、切なさをいまでも鮮明におぼえているといいます。防空壕に首だけつっこんでいた人が、首以外真っ黒焦げになっていたとか、川いっぱいに浮いた死体をどかして消火用の水をくんだ話などをいっぱい語ってくださいました。
 いままで何回も会っているのに、今回初めて空襲体験を語ってくださったのはどうしてだろうか。帰りの車の中でそんなことを考えました。ひょっとすると、最近の憲法改悪の動きを心配されているのかもしれません。今度会う時には、メモ用紙を用意して、しっかり聞いて記録したいと思いました。


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2005年08月28日 00:00に投稿されたページです。

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