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第8回越後よしかわやったれ祭り

 盛り上がった、盛り上がった。よしかわの祭がこんなにも盛り上がるとは思いませんでした。夕方から雨、だらだらと降り続けて人出も悪くなるんじゃないかと思ったら、杞憂でした。吉川区内外の大勢の人たちが原之町商店街を埋めたのです。商店街の路上でくりひろげられたよさこいソーラン、太鼓、それから、「ハァ~ またも出ました 三角野郎が 四角四面の 櫓の上で……」というのは八木節でしたっけ、これもよかったですね。そして最後の大人みこし、力強く、みんなが一体となって興奮しました。かみなりが心配され、子どもみこしは中止になりましたが、雨中の抽選会、ずぶぬれになりながら最前列で大きな声を出す子どもたちもがんばりました。この子どもたちの元気な声で雨もどこかへ逃げていきました。
 今回の祭を盛り上げるうえで大きな役割を果たしたのは稲穂竿灯です。透明なペットボトルにロウソクを入れ、細い竹に6個ずつぶらさげる。遠くから見れば稲穂のイメージです。この稲穂竿灯が今回は300本も並びました。これがものすごく良かったですね。私のデジカメではその良さの半分もお伝えできませんが、まあ、ごらんください。稲作を中心にした農業の町、よしかわにぴったりです。ある新聞社の記者が私のそばにきて、「見事ですね。来年は新潟からカメラマンに来てもらいますよ」と言いました。来賓として祭にかけつけてくれた市の中川助役も「いいねぇ、これが本当の手づくりのまつりだよ」。来年以降、この祭はどんどん発展するかもしれない、そう思いました。実行委員の皆さん、ご苦労様でした。
 きょうの午前中は日曜版の配達、集金でした。まだお盆まで何日かありますが、もう帰省している方がありました。ほぼ1年ぶりの再会です。立ち話の中で出たのは、郵政民営化のことから始まって、今日の政治の異常さでした。この人の話によると、東北のあるバス会社が名古屋の会社に吸収され、赤字路線は直ちに廃止になったといいます。学校が統合で無くなり、郵便局も農協も無くなる。日本全国、どこにいても暮らせたのに、これからは過疎地には住めなくなる、ひどいもんだともいいます。もともと保守的な人だと思っていただけに驚きました。こういう人も怒るほどいまの政治はおかしいということでしょうか。


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2005年08月06日 00:00に投稿されたページです。

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