17日の笠井あきらさんの講演中に市内のある建設会社の社長さんから党地区委員会経由で電話があり、ぜひ一度会いたいので時間をつくってほしいと頼まれました。分かりましたと返事をしていたのですが、きょうの午前中、会ってきました。じつは、社長のHさんの父親にあたる方が50年前、わが家を建築した人だったのです。その父親のことを私の『幸せめっけた』に書いていたのですが、それがHさんの兄弟の目にとまり、感激されたというわけです。きょうは社長さんの姉という人もかけつけ、一緒になつかしい話をしました。Hさんは50年ほど前、駆け出しの大工さんでした。本の中でふれたように、父親におこられ、尾神から当時の直江津まで歩いて帰ったというエピソードの持ち主でもありました。それにしても出版して5年も経ってから、こういう出会いが実現するとはうれしいものです。
午後から市役所で市民生活部長と会い、議員団としての6.28水害関連の申入れをしました。防災の体制、吉川区の諸問題、吉川区以外の問題の3つに分けて、8項目の要請です。体制の問題では、区総合事務所長の権限を拡充強化、本庁内部で旧上越市担当部門と全市担当部門を分離することなどを盛り込みました。吉川区の項目に関しては、これまでの議員団の現地調査、懇談会で分かったことをふまえて、県知事への要請よりもさらに広く具体的な申入れにしてあります。申入れ内容は緊急性があるものが多いので、回答は今月中にということでお願いしてきました。夜は遺伝子組み換えイネについての市民学習会でした。推進側と反対側が共催して上越市が後援する、こうした学習会は初めて経験しました。とてもいいことだと思います。