きょうも昨日に負けないくらい蒸し暑かったですね。「しんぶん赤旗」日曜版の配達・集金をしていてもシャツやズボンがべたべたした感じがしてたいへんでした。午後、こういう私を見て、仲間の一人が助けにきてくれました。クーラー付きの車で運転してくれるというのです。時間的にはそうたいして変わらないはずですが、運転しない分だけ余計なストレスがたまらず、リラックスして配達できます。しかも、「さっき会った人は、昔はどこどこに住んでいた人でね…」といったふうに、いろいろ話もできて楽しい。助かりました。
夕方からは特別養護老人ホーム、「ほほ笑・よしかわの里」の「ほほえみまつり」に参加しました。まつりは今回で2回目です。ホームの裏庭には、テントが張られ、漬物、お菓子などのお店も並びました。会場は車イスに乗った入所者、入所者の家族、ボランティア、区内の文化団体のグループ、地域の人たちでいっぱいになりました。会場へ行ってうれしかったのは、久しぶりに会った人が何人もいたことです。入所者の何人かに「元気かね」と声をかけたら、「父ちゃんどうした、母ちゃんは」と逆に聞いてくる人もいます。短い会話であっても、励ましあえるのはとてもいいものです。
「ほほ笑・よしかわの里」は旧吉川町時代の一昨年にオープンしました。当時の町民が「ぜひ吉川町に特養を」と長年要望し、党派を超えた運動の高まりがあって実現した施設です。特養30床、ショート10床という小さな施設ですが、いつもこのまつりのように、みんなで盛りたてれば、地域の大事な交流の場としても発展すること間違いなしです。そうそう、もう1つ書いておきたいことがあります。数年前、小学校で、ふるさと・吉川についての「特別授業」をしたことがありました。その時、目を輝かせて聴いていてくれた1人にS少年がいました。彼はもう高校生ですが、いろんな行事で偶然会います。きょうもボランティアとして参加していました。地域のこうした大切な取り組みの場に彼がいると、なぜかうれしくなります。