3日間の研修視察を終えて戻ってきました。一番気になったのは雨です。旅先ではテレビなどで天気予報を見て、上越市の天気がどうなるか注目し続けました。こちらは、きょうも大雨警報が出たといいますが、たいしたことがなかったとのこと、ホッとしています。今回の視察は、市議になって初の常任委員会視察(管内をのぞき)でした。交通手段はほとんど列車が中心です。これにバス、飛行機がつく。こういったタイプの視察もいいもんです。
今回の視察先は広島県の福山市と竹原市、それに愛媛県の今治市でした。視察の目玉は産業振興プラン、町並み保存、地産地消です。いずれも印象に残ることがありましたが、竹原市の伝統的建造物群、これは江戸時代の雰囲気があってすばらしかった。それと今治市の学校給食を中心にした地産地消の取り組み、私がこうあるべきだと考えていたことをすでに実現させていたということもあって、うなってしまいました。
外に出て初めて自分のところがよく見えてくる。視察のいい点はここにあります。今回も造り酒屋が開いている「酒蔵交流館」を見て、吉川区の「杜氏の郷」の販売所と比較してしまいました。「酒蔵交流館」の方は一度入ったらしばらくいたくなる、そして誰かを連れてきたくなる魅力にあふれていました。吉川区の施設は、もっと酒蔵の雰囲気を出し、歴史的なこともさりげなく展示することが必要だと思いました。地産地消の中心は学校給食です。学校での取り組みも見事でしたが、それを家庭、地域に広げていく工夫、仕掛けも参考になりました。
さて、明日からまた普通の生活です。まずはレポートを作成しなければ……。