また大きな揺れが来ました。中越地方の旧小国町、旧高柳町で震度5弱といいます。私は市役所5階の議会事務局で新聞を読んでいた時でした。「あっ、地震だ」「揺れてる、揺れてる」といった声が出て、事務局長はすぐテレビをつけ、Kさんはパソコンで震度、震源地などを確認していました。「震度5ならすぐ対策本部設置だ」という声もありました。このすばやさ、やはり昨年の大地震の経験があったからでしょうか。数ヶ月ぶりに味わった大きな揺れ、怖さはありませんでしたが、大きな地震発生の間隔の短さが気になります。
夜に何人かの仲間と地震の問題で話し合いました。地学団体研究会のメンバーの方たちが昨年の中越大地震における上越地方の被害調査をやっていて、先週まとまったようだとの情報も入りました。また、耐震改造をした中学校の外壁の一部にひび割れが出たことがニュースでとりあげられていました。吉川区では十数年前の高柳の中越南部地震で墓石が転倒したり、がけくずれや地割れが発生したりしています。今回の地震も同じタイプの地震のようだ、さっそく明日にもカメラなどを持って調査をしようということになりました。
午前は原之町の福正寺で元吉川町長の上野道隆さんの告別式でした。元町長さんということもあって大勢の人たちが参列されていました。どこでもそうですが、式の始まる前、それから式が終わってから出棺までの時間は参列者の交流の場になります。役場職員だったAさんから、「きょうの(ホーセの見てある記)、良かったよ。うろたえるなと言われたのはオレだったかもしれない」などと声をかけていただきました。元高校教員のSさんとは増員選挙後初めてお会いしました。「いやー、良かったですね。私は(当選を)確信していましたよ」。こういう場でも励ましてくださる方がいる、うれしいです、ほんとに。