2ヶ月ほど前、この「見てある記」で、東京在住の方から手紙をもらったことを書きました。「しんぶん赤旗」日曜版に掲載された私の当選の記事を読み、手紙を書かずにいられなくなったということでした。その人から、私の好きな児童文学者・後藤竜二さんにも『故郷』というタイトルの本があった、でも今は絶版になっているという情報を得ていました。その後、古本屋のルートでさがしたのですが、見つかりませんでした。あきらめ、すっかりこの本のことを忘れていました。ところが、きょう、その手紙を寄せてくださった方から『故郷』が送られてきたのです。しかも著者である後藤竜二さんのサイン入りでした。うれしかったですね。
送られてきた『故郷』(偕成社)は古本ではありません。真新しい本でした。今年の5月に24刷目が出たのです。表紙には後藤さんの故郷、北海道の広い大地にトウモロコシが一本描かれています。初めて出会った本なのに、前に見たことがあるような感じがするのは、児童文学書で何回も出会ったことのある高田三郎さんの絵のせいでしょう。議会の質問の準備を早く終わらせ、一時も早く読んでみたくなりました。
きょうは、市政レポート作成と質問準備で大忙しでした。先週、「しんぶん赤旗」日曜版の読者の一人に「あれ、今週は『春よ来い』はないの?」と言われ、「来週、書くわね」と約束してしまいました。その約束を何とか果たしました。すでに印刷したのですが、HPには、2、3日寝かせてから掲載する予定です。明日から17日まで6月定例議会です。私の一般質問は、14日の午後か15日の午前になりそうです。ぜひ傍聴においでください。