きょうは近くの家の法事でした。お経が始まる前に新聞配達を終わらせたいと思ったのですが、20部くらい残ってしまいました。明日の早朝に配達するしかありません。法事では旧三和村の村議だった橋本正幸さんと仕事をしていたという方と一緒になり、増員選挙の話などをしました。こういう時に共通の知り合いがいると、ぐっと身近に感じます。
ビールやお酒をたくさん飲んだあとは眠るのが一番です。午後3時頃から約2時間、ぐっすりと眠りました。この睡眠のおかげで、夜はチラシの印刷、読書に励むことができました。2日前に送っていただいた後藤竜二さんの『故郷』を半分以上読みましたが、児童文学とは思えないほど大人の世界の問題が書かれていてひきつけられました。とうきび畑のなかでバキッときびをもぐたびにトンボたちが飛び上がる様子や昭和29年の台風15号との闘いの文章表現は見事で、付箋をつけながら読みすすみました。
くぎりのいいところで「解説」を読み、えっと思ったことがあります。後藤さんの処女作は『天使で大地はいっぱいだ』(講談社)と書いてあったからです。この本も30数年前にある友人から送っていただいたもので、たくさんの想い出があります。どういうわけか当時送ってもらった本のカバーだけ残っていて、本体はありません。前にももう一度読み直してみたいと思い、インターネットで調べたのですが品切れでした。でも、きょう再び調べたら、今年の1月に増刷したらしい。早速注文しました。