きょうは厚生常任委員会審議でした。予算関係の議案はちょっぴりで、ほとんどは市が所有する福祉施設の指定管理者制度導入にかかわる条例改正議案でした。質問や答弁を聞いていて、本の数秒間の話が印象に残ることがあります。きょうは、田村健康福祉部長の答弁の中できらりと光る話を耳にしました。三和区の地域協議会が同区内の福祉施設(ディサービスセンター「美杉の里」)の指定管理者の選定方法に関して市長の諮問とちがった答申をしたというのです。諮問は公募でしたが、答申は社会福祉協議会の支所事務所がある「すいせんの里」と隣接しているので、それと同じく現在受託しているところに指定したらどうかというものです。地域協議会の存在感を示した話でした。
きょうの委員会では、課長などが答弁する場所のすぐそばで傍聴しました。答弁する側に最も近いので、課長などの質問に対する反応も良く分かる。想定問答集や答弁メモが書かれた資料も中身は分かりませんが見えることがある。遠くにいては分からない、生々しいことを見聞きできて、とても勉強になります。きょう、答弁に立った課長や総合事務所長の中には、上越市議会の委員会での答弁は初めてという方もありましたが、分からないことは後で調べて知らせると、落着いた対応をされていました。こうした様子を至近距離で見ることができる、この場所がすっかり気に入ってしまいました。
昼休み休憩に入って分かったことですが、きょうの委員会には、吉川区から初の委員会審議の傍聴者がありました。旧吉川町の3役を務められた方で、現在、長峰温泉「ゆったりの郷」の支配人さんです。と言っても、「ゆったりの郷」に支配人を再び置くことになったことはきょう初めて知ったのですが……。お昼休みに控え室で一緒にお茶でもと思ってさがしたものの、残念ながら見つかりませんでした。傍聴にこられた方はぜひ一声かけてください。休憩時間にお茶、コーヒーのサービスをしますよ。