朝、友人から、今朝の朝日新聞の新潟版見たかね、と聞かれました。遺伝子組み換えについて良く書いてあるよと言います。わが家は地元紙ですので、朝日をとっている人のところへ行って読みました。読み始めてアッと思いました。昨日、北陸研究センターで、「中学1年生でも分かる説明をすべきだ」と主張してきたばかりでしたが、そのお手本となる文章がここにあったからです。
「遺伝子組み換えとはある生き物が持つ遺伝子を、別の生き物に組み込んで、新たな性質を持たせる技術です」「より早い馬のサラブレッドをつくるために、動物で最もスピードがあるチーターの遺伝子を掛け合わせようとする、こんな実験に似ているのかも」…こういった感じの文章が一面の約半分を使って書かれていました。分かりやすい文章であるだけではありません。事実を丁寧に追い、組み換え遺伝子の作り方や今回の実験については図も使っています。これも実に効果的です。記事の内容全体に賛成しているわけではありませんが、全部読んで、説明力のすごさにうなってしまいました。
この記事は「土曜特集 気になるニュース」に書かれたもので、県内の様々なニュースをわかりやすく解きほぐすのがねらいとか。こういう文章に接すると、私がこれまで遺伝子組み換えイネについて書いた文章は、私の理解不足にくわえて説明の不十分さがあるので恥ずかしくなります。「気になるニュース」のような記事をいくつも読み、報道記事の書き方を勉強したいと思いました。
さて、きょうは一日中、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金でした。田植えも一段落した農家が多く、かなり集金できました。木浦市長が吉川区に来てどんな挨拶をしたとか、これまでより検診に金がかかるようになった、などいろいろな情報も教えてもらいました。市長は秋の選挙をかなり意識して動いている、そういう印象を持ちました。こうした様々な情報がこれからの議員活動の役に立ちます。
【お知らせ】
日本共産党上越市議団では30日(月)午後、6月議会に上程される議案の事前調査を兼ねて、視察を行います。視察場所は有間川の土取り場
、小川未明生誕地、文学館予定場所、親鸞聖人上陸の地、浄興寺、ゑしんの里(板倉区)、吹上遺跡です。参加を希望される方は、当日12時45分までに市役所5階、日本共産党議員団控え室までおいでください。歓迎します。