やはり吉川区の川谷地区だけではありませんでした。牧区も清里区も山間部はまだまだ雪がたくさん残っていて、苗代だけではなく、農道なども除雪支援が求められている状況でした。きょうは、文教経済委員会の管内視察でした。午前中に訪れた牧区の「ほほえみ荘」、清里区の「星のふるさと館」は豪雪地帯です。バスの中では、残雪を目にした委員の何人かが、「なんとかしてやらんきゃ、かわいそうだ」との声をあげていました。
新上越市は東京都の面積の半分の広さがあります。文教経済委員会の調査対象となった市内の施設は、一度も訪ねたことのないところばかりでした。上記2つの施設のほか、板倉区の「ゑしんの里整備事業関連施設」「そば打ち体験交流施設」、柿崎区の柿崎第2学校給食センター、旧上越市内の「ヨーデル金谷」を訪ねました。このうち、「ゑしんの里」では、「こういう施設をつくって採算が取れるのか。お荷物にならないか」など厳しい意見が相次ぎました。
夜は吉川区の地域協議会を傍聴してきました。福祉施設、観光施設の指定管理者制度による管理のあり方をめぐって様々な意見が出ていました。現在の総合事務所の建物を改造してコミュニティプラザを整備する構想については、計画図面(素案)を示して、旧町議会やまちづくり会議の意見を聞いた経過がありました。遠慮したのか、ほとんど意見が出ませんでした。区民に意見を出してほしいという総合事務所の呼びかけに応えた区民はゼロだったとの報告もありました。これからの区民の活動の拠点となる施設だけに、直接区民のなかに入って行き、声を聞く方法が求められていると思います。