定例議会がない月に全議員が集まって、活動報告などを行う。上越市議会には「月例議員懇談会」というものがあります。きょうは議員になってから初の懇談会でした。報告は議長会関係の報告と常任委員会などの視察の結果報告の2本立てでした。
北信越市議会議長会の定期総会では、新年度の同議長会の予算等が承認されたことと、各県から提出された18本の議案が通ったことが報告されました。市川議長が「何か質問ありませんか」と言い終わって、すぐに手をあげたのはわが議員団の杉本議員でした。「第6号の議案(自然災害被災者に対する住宅再建支援制度の確立について)は、上越市の3月議会で不採択になった請願と同趣旨のものだ。議長は反対しなかったのか」との杉本議員の質問は、被災者の切実な願いを却下したことの道理の無さを指摘したものです。聞いていて、「よく気が付いたもんだ」と感心しました。市川議長は「(上越市議会で不採択にしたものと)内容が違うものと思うが、精査します」と答えましたが、趣旨に違いは無いはずです。議長が今後どう対応してくるか注目です。
常任委員会などの視察報告をこの懇談会でやるとは知りませんでした。町村議会では、定例議会の本会議の場で「委員長報告」としてやっているものです。公費を使い、委員会活動や市政の発展のために役立てる視察は、所属していない他の議員にも知ってもらう必要があるでしょう。同時に、市民にたいしても責任を持って公開することが求められていると思います。「どういう経過を経て懇談会の場でやることになったのか」を議長に聞いてみたのですが、いまひとつハッキリしませんでした。今後の議会運営の検討課題の1つだと思いました。
日本共産党上越地区委員会が1月17日に市長へ申し入れた市民要望とその回答書、ネットに載せる約束をしていましたが、ようやくアップしました。ちょっと重たいですが、ご覧ください。