ソメイヨシノが10日に開花しました。市役所のそばのソメイヨシノは3分咲きといったところでしょうか。高田公園のものの見ごろは週末のようです。ところが、吉川区はどうかというと、総合事務所周辺のソメイヨシノはまだ開花していません。高田よりも数日遅れているようです。山間部はもっと遅れるでしょう。合併して東京都の面積の約半分、972平方キロメートルの大きな市になった上越市、花の咲き方も様々です。
きょうは一日中、寒い日でした。完全に花冷えです。見ごろに入りかけていた頸城区百間町の栄恩寺のしだれ桜も開花の動きを止めたかのように見えます。ここ数日は、朝晩でもストーブが要らなかった日もあったので、きょうの寒さはこたえました。軽トラを走らせるにも暖房を入れっぱなしでした。吉川総合事務所で16日の観桜会の話をしたら、常山事務所長は、「それまでに桜が咲いてくれればいいんだけど…」と心配されていました。
花冷えで一番心配しているのは山間部の稲作農家でしょう。雪消えが遅いために、農作業に支障をきたしているとの情報も入ってきています。杉などの木があちこちで倒れている、農道普請もできない。農協では5月20日ころから田植えをと指導しているがこれではとても無理だ。そんな声が寄せられました。この間からの暖かさが続いてくれれば、一気に雪消えが進むのに……。
きょうの昼休みは市役所近くの「膳屋」というところで風岡画伯と食事をとり、久しぶりに友人情報、同級生情報を交換しました。彼は仕事柄、報道機関、役所の幹部とも付き合いが深く、私にとっては数十年間会っていない人の情報をたくさん教えてくれました。この春の人事異動で、県庁や新潟市役所などの幹部に何人も抜擢されたらしいので、今度よく調べておいて、新潟へ出かけたら訪ねてみようと思います。