きょうは朝一番に川谷地区へ雪害の状況を把握するために出かけてきました。今冬の雪は山間部が豪雪だったので、残雪が多く、ひどいとは聞いていましたが、見てビックリでした。道路に杉が何本も倒れている所はひどいものでした。重い雪のため杉の頭の部分が折れている光景は見ていましたが、このようにドサッと倒れている現場は今年初めて見ました。残雪状況ですが、北向きの所だけでなく、南向きの所でも、まだ1メートル以上残っているところがありました。もっとも標高の高い上川谷では、2メートルを超えている場所もありました。2メートルの長さのポールを雪に刺したら、スポッとうまってしまい、これでは通常の春先除雪対応では駄目だと思いました。豪雪の年の雪害対策として、特別の手立てを講じないと関係農家は救われない、その思いを強くしました。
今冬の大雪、残雪による被害は各区総合事務所で対応できる範囲を超えています。吉川だけでなく、東頸の区にも共通する問題ですので、市議団として、対策を市長に申し入れることをすでに確認していました。午後からは、その申し入れでした。吉川区の関係町内会長さんにもお願いしたら、快く同行してくださり、実態を訴えていただきました。申し入れに応対したのは、中村農林水産部長や関係課長でしたが、持参した地図やデジカメ写真を前に身を乗り出して、話を聞いてくださいました。このように、市民の願いを真剣に受け止めてくれる姿は、とても好感が持てました。関係区の実態調査と対策、必ず動いてもらえると確信しました。
市役所では市議団で今後1週間の活動計画について相談しました。議会報告、新春のつどい、中間選挙の応援と忙しい日がしばらく続きそうです。