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理事者席の裏側からメモ用紙が次々と

 きょうから一般質問です。朝10時にスタートして夕方6時まで8人が登壇しました。注目したことの1つは、市長の私的諮問機関である相談役会議が必要かどうか、です。13区の懸案事項を処理するには旧町村の幹部の力を借りたいというのが理由となっていますが、設置期間は「当分の間」となっています。「具体的にはいつまでか」と問われた市長曰く、「懸案事項の終期が見えないので、『当分の間』とした」。そんなことを言えば、何年もこの私的諮問機関が続くことになります。私的諮問機関といえど、年間予算は400万円くらいになります。総合事務所の所長がいて、地域協議会もある。その人たちがいるのに、いつまで旧町村幹部に頼ろうというのか、という主張は正論だと思いました。
 やりとりを聞いていて気になったのは再質問に対する市長の答弁でした。1回目なら分かりますが、再答弁でも原稿を読んでいる姿はいいものではありません。夕方、ある職員から、市長答弁用の想定問答集まで用意してあるようだ、と聞きました。議場では理事者席の裏側からメモ用紙が次々と渡されてくる。これでは、市長が自分の考えを自分の頭で整理して語ることができません。これを卒業しないと、10月の市長選では、市長としての資質が問われることになるでしょう。
 家に帰ったら、ある自民党支持者の方から新聞のコピーを綴じたものが届いていました。さきの市議増員選挙についての記事をきちんと整理してあるのには驚きました。この方は退職後、集落の役職をやり、国政選挙では自民党候補の応援を熱心にやっておられました。直接会っていないので、どういう意図で訪ねておいでになったのかはよく分かりませんが、ひょっとすると私を支持して動いてくださったのかも知れません。いずれにせよ、明日、お礼を言わなければ。


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2005年03月18日 00:00に投稿されたページです。

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