編入合併と新設合併、違いはあっても守るべきことがあります。そのひとつは、それぞれの旧自治体出身者が力を合わせることです。合併自治体を良い自治体としてつくり上げていくにはとても大事なことだと思います。そこで必要なのは、対等、平等の精神です。きょうは各派代表者会議でしたが、その大切さを改めて感じた会議となりました。
合併協議会で木浦会長が約束した、「編入合併であっても、気持ちは新設、対等・平等でいく」ということを踏まえて、日本共産党議員団の杉本氏が、「(議会の委員会などの役職についても)気持ちは対等ということを議会としても体現すべきだ」と発言したことは当然のことです。ところが、これに対して、「市長の発言は心の問題であって、編入合併であるという本質を忘れてはいけない」「物議をかもしだすのはいかがなものか」などといった発言が出たのです。驚きましたね。
このままいくと、議会の役職(会派の役職以外の)はすべて旧上越市出身の市議が占めたままということになります。14の市町村が合併して新しい出発をしたいま、議会としても総力を挙げる体制を構築していく必要があります。そのための配慮を旧上越市出身の議員の皆さんに求めたいと思います。