朝一番に川谷地区の雪の状況について確認をとりました。ブルも上がり、マイクロバス(僻地バス)も動いていました。動いていて良かったです。ただ、先月の8日、除雪が間に合わず、学校へ通っている子どもの登校時間がお昼近くになったことを初めて知りました。なだれが原因のようですが、あってはならないことが起きていました。
昨日、吉川区総合事務所では大雪警戒対策現地本部を設置していなかったので、早急に設置するようにという事務所長あての申し入れ書を作成して8時40分に事務所長のところへ持って行きました。事務所の二階では丁度会議の最中でした。8時30分に本部を設置していて、第1回の会議を開いていたのです。あとで聞いた話ですが、すでに昨日段階で設置の方向で動いていることを本庁に伝えていたということでした。それくらいなら、昨日段階で設置の決断をしてもらいたかったですね。
よそより設置が遅れた理由は、どうも過去25年間の積雪量の加重平均1メートル18センチにこだわっていたためのようです。しかし、この数値までいけば、警戒対策現地本部というより豪雪対策現地本部でしょう。山間部で2メートルを超え、まだ降り続きそうだ。それだけで警戒対策現地本部を設置してもよかったのではないでしょうか。
午後から源地区の積雪状況、道路除雪状況を自分の目で見てきました。確かに山間部は違いますね、降り方が。上川谷では除雪した後の雪の壁が3メートル前後になっていました。一人暮らしのある家では、家の周りの雪をどかすために小型除雪機を持っている人に助力を求めていました。道路除雪はブルが通ってからあまり時間が経っていなかったせいか、思っていた以上にきれいに除雪されていました。写真は村屋の駐在所前から撮ったものです。