きょうは朝から夕方まで、ずっと「しんぶん赤旗」日曜版の配達・集金でした。「アンケート出しておいたよ」「地震の義援金持って行って」「選挙、どうなりそうだね」などたくさんの人から声をかけてもらいました。なかには「こんなことしていていいのかね」と選挙活動に専念するよう求める人もありました。でも、私にとっては、「しんぶん赤旗」の読者の人たちが一番の味方。党や私のことをよく知っていてくれる大事な人たちなのです。だから、この活動を最優先しています。
さて、きょうはとても楽しいものを見てきました。町内の保育士などのみなさんのグループ・「夢風船」によるパネルシアターです。パネルシアターは、毛羽立ちの良い布(ネル)を貼った板に、絵や人形を切り取ったものを貼ったりはずしたりしながら、お話や歌を展開するものです。まさに動く紙芝居です。八百屋で売っているものと売っていないものの分別をみんなで楽しくやる「やおやのみせ」、いろんな動物たちが登場し、それぞれのくしゃみを歌にした「コンコンクシャン」など、子どもたちやお母さんたちと一体になった舞台は、ものすごく盛り上がりました。
「これは最高だ」と思ったのは、会場を暗くして、黒い布を貼った舞台でやるブラックパネルシアター。蛍光のポスターカラーなどで色を塗ってあるのでしょう、絵人形は、くっきりと浮かんで、とても幻想的で美しい。私のように初めて観た者は、これだけでまいってしまいます。「北風小僧の寒太郎」や「あわてんぼうのサンタクロース」などのリズム感あふれる展開、そして大人でもジンとくる「マッチ売りの少女」のお話は子どもたちの心をとらえていました。
パネルシアターは予想した通り、読み聞かせや劇と違った魅力がありますね。絵人形の表と裏を使う、首と胴体を糸でとめる、窓を開くと別の絵が見える、などのテクニックは効果的で動きを感じます。そして、演じている人と観ている人との間に生まれる親近感や一体感がこれほど大きなものだとは思いませんでした。「パンパン、当たり。パンパン、ブウー」。やり取りや一緒に歌うことは楽しいものですが、声を出したり、体を動かして喜ぶ子どもたちの姿が印象的でした。
「夢風船」は結成してから8年目。感動的なお話や歌を見聞きした子どもたちは、これからどんな夢を膨らませていくのでしょうか。