いやー、怖かった。夕方6時前から数回にわたって大揺れした地震は、強烈でした。最初の地震の時は、よその家の玄関から出たばかりで、立つのがやっとでした。家が揺れ、電線も揺れる。家のことが心配になり、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をやめて家に戻ったら、積んであった書類は散乱していました。タンスやプリンターなどは元の位置からずれていました。食器棚は戸が支えになったようで、食器が割れることなくすみました。
恐怖を感じた地震はこれまで1964年(昭和39年)の新潟地震ともう1回ありましたが、私としては今回の方が強く感じました。とくに、2度目、3度目の揺れが強烈でした。2度目の時は役場にいたのですが、危険を感じて机の下にもぐりました。3度目はちょうど家に戻った時で、今度は家がつぶれると覚悟したほどでした。これほど余震が大きいのは初めてです。
幸い、町内での被害は水道管の破裂が数ヶ所、あとは民家の瓦が落ちたとか、灯油がもれた程度のものでした。しかし、これは暗い中で調査ですので、明日、夜が明けてみないと正確なところは分かりません。町役場の災害対策本部では明日の午前7時から全職員で調査するといいます。写真左は水道復旧工事。右の写真は町役場の様子です。
いま入力作業していて分かったことですが、パソコンの前にあった本はみんな前の方にずっています。タンスの引き出しもすべて出ていました。まあ、この軽量鉄骨づくりの建物、よくつぶれなかったと思います。メールや電話などをくださった方々、ご心配をおかけしました。ありがとうございました。
(22時50分)
(追伸)
次男は隣町のガソリンスタンドでアルバイトをしていますが、夜8時までの勤務が徹夜になるとのことです。高速道路通行止めで一般道に下りてくる車が次々と給油に来るので、手が足りないのだそうです。これから妻と一緒に夜食を届けに行きます。