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土砂に埋まった牛

 午前は町政レポートの原稿書きでした。吉川町にかかわる地震関係の出来事でお知らせしたいことはたくさんあります。地震の被害状況、被災地住民支援、町議会全員協議会のことをできるだけコンパクトにまとめようとしました。限られた紙面の中に伝えたいことを書き込むのは何年やっていても難しいです。もっとも、これは私の能力が問題なのかも。
 午後からは「しんぶん赤旗」日曜版の配達・集金です。先日、地震の一回目をくらったNさん宅では、お母さんがお金を払いながら、「おまんから声をかけてもらって安心した」と話してくれました。きょうは、どこの家でも地震の話です。「おっかなかったねぇ」「中越のしょ、気の毒だね」など短い言葉が多かったですが、なかには、地震発生時の様子を詳しく語ってくださる方もありました。
 夕方、テレビを見ていたら、山古志村の人たちが一時帰村した様子が放映されていました。そのなかで2秒間ほど映った場面がグッときました。ぬかるみにはまった牛をスコップで助け出そうとしている住民の姿です。私も長年牛を飼ってきた人間ですので、この人の気持ちはよくわかります。結局、この牛は助かったのでしょうか。とても気になります。


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概要

2004年10月29日 00:00に投稿されたページです。

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