午前は農業委員会定例会、そして農業委員会だより編集委員会と続いて開催されました。この町の農業委員会も合併に伴い12月いっぱいでなくなります。編集委員会は最終号をどうするか、の話し合いでした。歴代の会長さんから思い出話を語ってもらう、80数回にわたって発行された便りを使ってこれまでの歩みを振り返る、などの提案が次々と出されました。
お昼休みにNHKの連続テレビ小説「天花」を観ました。このドラマは、このごろよく観るようになりました。きょうも良かったですね。天花と竜之介のそれぞれの祖父が戦後の焼け跡でお互いの子どもたちを結婚させようと誓ったという思い出話、ぐっとくるものがありました。それと天花の父・信夫(香川照之)の結婚式での謝辞、何回も練習したスピーチは途中でつっかえます。さあ、どうなるかと心配したら、原稿から離れて稲作りの話へ転換し、稲に咲く小さな白い花にたとえて、天花と竜之介の結婚を祝福しました。ドラマとはいえ、ノー原稿で心を込めて語ることの素晴らしさを味わいました。いよいよ、明日が最終回、どんな展開で終わるのか、楽しみです。
さて、うれしいニュースです。私が生まれ育った吉川町の源地区の皆さんが、「みどりの山里 みなもと」というタイトルのホームページを立ち上げました。みなもとの特産品や文化財、遺跡などを紹介しています。私の生まれたところですので、よく知っているつもりでしたが、遺跡がこれほど地域に広がっているとは思いませんでした。合併によって、こうした山間部がますます過疎化していくのではないかと心配されているなかで、この取り組みは地域を元気づける力になると確信します。ぜひ訪ねてみてください。
最後はお知らせです。「春よ来い」の28回目、「地球儀」を掲載しました。ご覧ください。