きょうは次男が通学している大学で教員父母交流会があるというので、妻とともに参加してきました。会場へ行くために山道を通ったら、ツリフネソウ、キツリフネ、オトコエシ、シシウド、などがいっぱい咲いています。車を運転しながら、「ほら、向こうに見えるのは○○だ。あの花の特徴はね、……」などとやっているものですから、時間が結構かかりました。目は完全に野の花モード、めずらしいジャコウソウの紫色の花まで見つけました。
交流会では学科別に大学生活についての説明や最近の雇用情勢、就職状況などについて説明を受けました。興味深かったのは雇用情勢です。公共事業の激減で土木建築関係は最悪かと思っていたのですが、建築関係についてはリストラが進み過ぎて、手不足になっている状況も生まれてきているというのです。最新の技術を求める企業の姿勢ははっきりしていて、就職状況も良いというので安心しました。
参加者全員を対象にした交流会では、BSN新潟放送の大倉修吾さんと気象予報士小杉みささんのトークショー。司会を含めて3人によるトークの中には、「いまの子どもは、一番遠くでも3メートルまでしか見ていない」など参考になる話がたくさん出てきて、ためになりました。もう1つ、ひきつけられたのは、〝天国への手紙〟についてのエピソードです。同名の本、映画の出発点は大倉さんの「ミュージックポスト」でした。大倉さん自身も、「素敵な娘をお月さんにお嫁にやってしまった」ということを初めて聞きました。