午前は父と一緒に墓参りの準備をしました。わが家の先祖の墓は、22年前まで住んでいた尾神にあります。竹を切り、花を活けたり、線香、ロウソクをたてることができるようにしてきました。この作業を父と一緒にするのは初めてのような気がします。竹をノコギリで切る時、父は「このノコギリ、切れないなぁ」というので、代わってみると、スッ、スッと切れます。父の腕の力が衰えていることを知り、さみしく感じました。
午後からはNPO法人設立の登記申請について手伝ってほしいと要請があり、くびき野NPOサポートセンターや新潟地方法務局上越支局へ出かけてきました。法務局で手続きについて教えてくださった職員さん、どこかで見たことがあるなぁ、と思ったら、30年ほど前にお世話になったKさんでした。こちらは名札を見てKさんだと確信したのですが、Kさんからは「橋爪さんですよね」と言われ、とても懐かしくなりました。
懐かしいといえば、夕方、このホームページのトップの写真を入れ替えようと撮影していると、近くに住むYさんから「兄貴、来てますよ」と声をかけられました。家に寄せてもらうと、同級生のススム君がニコニコ顔で待っていてくれました。こちらも30年くらい会っていなかったのではないかなぁ。しっかり握手してから、お茶をご馳走になり、同級生の近況について教え合いました。思いがけない再会で心に温かいものが充満した一日でした。