夕方5時前から昨日をはるかに上回る豪雨となりました。すぐにでも土砂崩れなどの災害が起きそうな感じの強烈な雨が怖くなり、山間部での新聞配達も途中でやめて、逃げ帰ってきました。5時からの1時間雨量は尾神で74ミリを記録、町は6時に災害対策本部を設置しました。
土石流が心配だ、避難勧告をだしてほしい。裏山にひびが入った。床下浸水が始まっている。道路が冠水状態になった。こうした情報が次ぎつぎと対策本部に入ってきます。私はこれまで何度も水害を経験していますが、これまでにない多くの種類の被害が発生し、規模が広がっている、と思いました。
(写真は町災害対策本部の状況)
被災状況を確認するため赤沢の床下浸水、代石の畑冠水などの現場を見て役場に戻ったら、議会事務局長から吉井の知り合いの家が危なくなっている、そこでは要介護者が2人もいて手が足りない、現地へ向かってほしいと要請されました。沢から水がどんどん流れ込み、道路も田んぼも冠水している中を軽トラで行きましたが、どうなるか心配になりました。それだけに現地の人たち、役場職員と協力し、その家の家族4人全員を避難させることができた時はホッとしました。
その後、役場と代石の現場を何回も行き来しながら、町全体の被害状況、対策の進み具合をみました。妻は旅行へ行っていて留守。わが家が浸水する可能性も出てきたので、隣町に住む弟に応援を頼み、子どもたちに、いざという時の準備を指示しました。雨は11時現在、小康状態です。消防団も大勢監視体制に入ってくれていますが、夜明けまでにどんなことになるのか。明日は9時から議会常任委員会の正副委員長で対策を話し合うことになっています。