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Vサイン

 朝5時ころから激しい雷が鳴り響き、強い雨となりました。先日のトラブルを経験しているので、パソコンにつながっているコンセントを抜き、電話回線の元も早々と切りました。「バギバギバギューン」「ドバーン」。雷は1時間ほど続きました。雷雨に驚いたのは、誰しも同じだと思っていましたが、お年寄りは特別、怖く感じるみたいですね。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達の途中、一人暮らしのAさんに声をかけると、様子がおかしい。助けてくれといわれて部屋に入ると、Aさんは、電話を手に持っていて、息子さんに電話したいけれどかからない、何とかしてほしい、ということでした。おそらく、雷に驚き、不安になったのでしょう。息子さんと話ができたAさん、「具合が悪いからすぐにでも帰ってきてくれ」と頼んでおられました。
 きょうは千葉から従兄たちが訪ねてきました。5月に亡くなった叔父が世話になったと、わざわざ挨拶に来てくれたのです。葬儀に参加できなかった母と大島村の伯母のために彼らが持ってきてくれたのは、叔父の写真です。葬儀の時に使った遺影の元の写真は2年ほど前に撮ったものでしたが、右手はVサイン。葬儀の時には、このまま使えないだろうということから、首から下は借り物の合成写真にしました。でも、やっぱり不自然です。葬儀が終わってからは、元もとの写真と入れ替えました。きょう持って来てくれた写真は、その入れ替えた写真。結婚式の時に撮ったものでしょうが、見た途端、これは叔父の人柄がでた、どんぴしゃりの写真だと思いました。「いやー、なんだかんだと言ってたけど、こっちの世界も悪くはないよ」といいたげな叔父の顔写真を見ながら、思い出話に花が咲きました。


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2004年07月25日 00:00に投稿されたページです。

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