地学研究団体・米山団研の方から興味津々の情報を寄せていただきました。米山(993m)の北西部でニホンカモシカの骨とおぼしきものを発見した、というのです。数ヶ月前、吉川町でもイノシシがいて話題になりましたが、その際、どうもカモシカもいるようだ、との話を聞きました。今回の情報で、その確率が一段と高まってきた感じです。米山、尾神岳周辺を歩き回れば、まだ未知のことがいっぱいありそうだ、そう思うとワクワクしてきます。
その米山団研が8月に恒例となっている「夏の団体研究」を行います。今年は36回目。これまでの研究調査によって、米山、尾神岳の山体をつくる鮮新世の火砕岩層と下位の中新世の小萱層の関係は不整合だということが分かっています。今年は米山山体の西部と南部で新たな不整合露頭を発見したので、接点関係を解明していきたいとのこと。上記のニホンカモシカの骨は、その予備調査の中で見つかったものです。
「夏の団体研究」は8月21日から4日間、柏崎市鯨波の旅館を拠点にして行われます。参加ご希望の方は、メールにてお知らせください。団研事務局におつなぎします。
遅れましたが、昨日、「私の好きな風景」に「出穂」を掲載しました。ご覧ください。