久しぶりに合併問題特別委員会がありました。前回(先月28日)の合併協議会の報告の後、議長など数人から町側に質問があり、かなり緊張した雰囲気の会議になりました。①農業委員会など行政委員会が合併にあわせてどこまで協議を進めているのか、②これまで町村で受けていたサービスのうち、新市の支所で対応しなくなるものは何か、③合併関連三法の成立をふまえた地域自治区のあり方をどう考えるのか、23日の合併協議会で調印式までやろうというところまできているにもかかわらず、こうした問題ですっきりした答えが返ってこないので、多くの委員はどうなっているんだ、という表情でした。
こうしたなかで支所では決裁をもらえないものがあったり、サービスが後退する事態も予想されることから、いずれは支所も無くなる方向ではないか、と怒りに満ちた発言をする委員もありました。槍玉にあがった典型例は乳幼児の検診・注射です。これまで町の保健センターで実施されていたのが、合併(予定では来年1月1日)してからすぐに頸城村の希望館まで行かなければならなくなる。さらに来年4月以降はどこでやるかもわからない、との話は今回の大型合併が何をもたらすかを分かりやすく示すものでした。
近くの山で見つけたオオヤマサギソウの花の写真を「夏に咲く野の花」に掲載しました。この花はカキランを見つけた時に、つぼみだったものです。おもしろいと思ったのは、この花の近くには必ずクルマバハグマがあること。偶然とはいえない共存関係があるはずですので、調べてみたいと思います。