私のウォーキングコースにはヤマボウシが何本もあります。花はかなり前から咲いています。花の色は白、緑色に染まった山の中でその白さは目立ちますが、花の色が薄紅色へと変化しはじめました。とてもきれいです。花が咲いて散るという流れを単純にたどらず、お色直しをしてもう一度輝いてから散る。これはどういうことなのか、調べてみたくなりました。
ウォーキングから戻ったら、母から「隣の慶喜さん、亡くなったと…」。病院に入院しているもののあまり良くないとは聞いていたのですが、さみしい知らせです。わが家がいまの住所に引っ越してから「家うち(やうち)」として付き合いをさせていただいていますが、ほんとによく働く人でした。満年齢で87歳でした。朝8時に集合してほしいとの要請があり、親戚のみなさんと葬儀などの相談をし、動きました。明日の通夜、明後日の告別式と、しばらく忙しくなりそうです。
昼間、昨日書いた古厩忠夫先生の連れ合いの喜美子さんと電話で話をしました。今回の出版を一番楽しみにしていた人です。昨日は「涙と鼻水でくしゃくしゃになりながら読んだ」とのこと。亡くなった忠夫先生がこれまでどんな道を歩まれたのかをまとめた本ですので、一緒に歩んだ人にとっては想い出が次々と浮かんで来たのでしょう。本当に良かった。