頸北町村の住民組織の動きが活発になってきています。頸城村では住民投票の直接請求、大潟町では投票条例の実施を求める請願署名が取り組まれています。吉川町でもこのままではいけない、と検討が始まっていて、近々、具体的な行動計画が確定する予定です。午前には「住民とともに合併問題を考える頸北議員の会」の小関代表と打ち合わせを行いました。来週の25日には、10回目の頸北議員の会を開催することになりました。
午後から大岩集落内での田植え風景を撮りに行ってきました。きょうは、永田農法に取り組んでいるグループの田植えの様子を記録するため、東京のダイナーズクラブの関係者がきておられました。カメラ、ビデオ、そして文章で記録するとのことですが、今回のテーマは水とか。「この田んぼは、そそっくさい代かきしてあんな」と誰かが言ったら、一生懸命メモを取っている女性が「そそっくさい」ってなんですか、と聞いてきて、地元の人たちは大笑い。「そそっくさい」はこちらの方言で、「粗雑」「丁寧でない」という意味です。
きょうの参院本会議で市町村合併三法案が成立したといいます。知事が「構想」をつくって市町村に合併協議会設置を「勧告」できるようにする、「地域自治区」「合併特例区」をつくれるようにはするものの、住民の総意が反映される保証もなければ、権限も限られたものにするなど、合併押し付けへの新たな仕組みができたといってよいでしょう。上越地域合併協議会の動きとの関連で言えば、協議を一応終了させた形になっている「地域審議会及び地域自治組織(仮称)」の小委員会を再開することになるかと思います。というのは、協定書記載文案に「地域自治組織(仮称)については、法律の改正等があった場合には、合併後も含め、改正等の内容を考慮して検討する」としてあるからです。それにしてもこんなに早く市町村合併三法案が成立するとはね。
昨日買った本は、『向田邦子の青春』を読み終わり、『相手に「伝わる」話し方』を読み進んでいます。明日は新潟で、合併問題の学習・交流集会ですので、高速バスの中で読了できるでしょう。