「市町村合併を考える新潟県ネットワーク」と「にいがた自治体研究所」共催の学習・交流集会に参加してきました。たまには全県的な集会に参加してみるもんですね、全国でトップクラスの合併推進県と言われた新潟県ですが、合併推進の流れをくいとめ、「自立」を求めた反撃もかなり強まってきていることが分かりました。直接請求による住民投票条例が否決された後、首長リコールまたは議会解散請求といった原則的な対応をしようとしてところが予想以上に多いことも参考になりました。
住民運動が進んでいるところは、量と質の両面で努力しています。よく学び、女性が運動の中心になっている点は共通しています。そしていま住んでいる町や村の宝が何かをよくつかんでいます。いずれにしても、自治体らしい自治体を守り発展させるのか、白旗をあげて投げ出すのか、ここ2か月ほどが天王山。各地で取り組まれている住民運動に学びながらがんばるしかありません。
学習・交流集会で加茂利男編著『自治体自立計画の実際』(自治体研究社)を購入してきました。この中に津南町の計画作りや関川村のむらづくり基本条例(素案)が紹介されています。高速バスの中で『相手に「伝わる」話し方』を読み終わったので、今度はこの本を読みたくなりました。『大人のための算数練習帳』は少しお預けです。