五月晴れ。とてもいい天気でした。午前は、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしながら大島村まで行ってきました。親戚の家にネギやヤツガシラを届けるためです。途中で通った、吉川町のもっとも山間部にある上川谷でも、もう田植えをしていました。今年は平場も山間部も田植えは一緒です。雪消えが早く、水不足を心配して早めに田植えをしている農家もあるようです。
きょうは地元、代石集落で町の合併問題についての懇談会が行われました。説明をじっと聞いていたら、会場の公民館にいろいろな音が飛び込んできます。自動車、田んぼのトラクター、ごみ収集車、そして今年初めてになりますが、春ゼミの鳴き声も聞こえてきました。この鳴き声は五月晴れにぴったり、とても気持ちよく響きます。
懇談会の最後で町側は、「いまの形で合併をすすめていいでしょうか」「うなずくなり、横を向くなりお願いしたい」と呼びかけました。懇談会をスタートさせる前に開催された議会各派代表者会議では、それぞれの会場で、そこに応じた意思確認の方法を考えたい、と町側がのべていたのですが、どうもこれまでの集落懇談会はすべてこのやり方できたらしい。懇談会終了後、何人かの参加者に聞いたら、「あれで意思確認と言われてもねぇ。ちょっと違うんじゃないの」との声がありました。当然です。