きょうは小学校と中学校の入学式でした。小学校の新入生は63名、中学校は55名。今年の小学校1年生はとても元気がよく、「たくさんの友だちをつくりましょう」「道路を横断する時は車に気をつけてください」などの呼びかけに対して「はい」という返事がすっと出ていました。こんなに「はい」という言葉が感じよく体育館に響いたのは初めてのような気がします。
昨年に続いて今年も上野實英教育委員長の挨拶はすばらしい内容でした。小中学校ともに、新1年生に分かりやすい言葉で語りかけられましたが、子どもたちが集中しているのがよく見えました。小学校での大人向けの話では、教師からマルを描きなさいと言われた児童のなかに、画用紙を鉛筆で塗りつぶし白いマルを浮かび上がらせた者がいた話を紹介し、「正解は必ずしも1つではない」と訴えておられました。子どもの多様性を認め、一人ひとりの子どもに寄り添った指導、付き合いの大切さを再認識しました。
入学式から戻って車を下りると、頭の上の電線になつかしいお客さんがとまっていました。そう、ツバメです。子どもの頃から、ツバメは幸せを運ぶ鳥だからいじめないように、と教わってきました。昨年は、わが牛舎内に2つも巣をつくって卵を温めていました。そのせいか、わが家では、昨年はたいした病気、怪我もなく1年を過ごすことができました。今年は、どんな幸せを運んでくれるのか、楽しみです。