昨日送られてきた『Fゼミ通信』のゲラを読むと、著者の古厩忠夫さんの人間像が浮かび上がってきます。聞いている人を楽しませるスピーチが得意で、斜め上の辺りから自分を見つめて冷静に行動するところがあった。「兎の生活もいいが、亀の生活も悪くない」と思い始めたのは、私とほぼ同じ時期で、野の花にも興味を持つようになりました。子ども時代はというと、夕焼けの中をメンコでポケットをふくらませながら家路を急ぐ少年でした。遊びも上手だったにちがいありません。
きょうは町役場で2時間くらいこのゲラを読み、依頼されている原稿の構想を練りました。家に戻ったら、柿崎町出身で現在京都市に住んでおられるトシ先生から絵手紙が届いていました。新潟日報事業社の『村上雲雄写真集…農村風景』の中で私の文章を見てなつかしく思ったとか。今回の絵は桜、ピンクの大きな花びらのそばに書き込まれた文字は「京都西芳寺川の桜も開花 雨の中 元気」。読んだ人に元気を分け与えてくれる素敵な絵手紙でした。
午後から1時間ほど気分転換に山間部の農道、林の中を歩きました。ナツトウダイに初めて出会いました。この写真とオクチョウジザクラ、スズメノカタビラ、ツボスミレ、ナガハシスミレをホームページに載せました。ご覧ください。