雪解けが進み、わが家の周辺の雪は屋根から落ちて山になっていたところだけになりました。山間部でも田んぼの畦、土手などが姿を現してきています。こうしたなか、農家においては、この時期ならではの光景が見られるようになってきています。例えば、味噌づくり。ある農家へ新聞を持っていったら、青大豆を使って味噌づくりに取り組んでいるところところでした。
山間部より一足先に雪がなくなった平場では、野の花が咲き始めました。一番最初に見つけた花はヒメオドリコソウとタネツケバナでした。ある家の車庫の脇にひっそりと咲いていました。これらの花が目に入った途端、いよいよオレの季節がやってきたと思いましたね。これから秋が終わるまで、また野の花を追い求める暮らしができると思っただけで、とてもうれしくなりました。
野の花が咲いていることを知った以上、もうじっとしてはいられません。農道へと軽トラを走らせゆっくり観察しました。思ったとおり、いろんな花をあちこちに見ることができました。きょう、確認できたのはオオイヌノフグリ、キクザキイチゲ、スミレ、ハコベなどです。林の中ものぞいてみました。ショウジョウバカマがこれから咲こうとしています。それにもう1つ、うちの町で初めてシュンランらしきものと出会いました。もう10日も経てば、はっきり分かることと思います。
夜は日本共産党演説会。参院選比例区の予定候補、笠井あきらさんの話がとても印象に残りました。「うそつきは戦争の始まり」という言葉から入ったイラク戦争の話、野党外交の実際、全面的に改定された日本共産党綱領、両親の教えと日本共産党の考えがぴったりだったことなど、ぐいぐいと引き込まれました。私もこんな風に話ができるようになりたいと思いました。