たった1頭の乳搾りでも朝晩の生活に変化が生まれます。決まった時間に牛舎に行き、仕事をして戻る。この繰り返しが生活にリズムをつくるのです。40日ぶりに搾乳をしてみて、自分が失ったものが何であったのか、少し分かりました。本格的な再開はないにしても、こうして前の生活、労働を体験させてもらえるのは何かの縁、ありがたいものです。
きょうは合併関連の会議が続きました。市町村合併特別委員会、検討委員会、そして頸北議員の会、3つとも共通して話題となったのは合併協議会で暗礁に乗り上げた形になっている新市の建設計画でした。共通事業に焦点が当てられてはいますが、地域事業も合併協議会事務局にあげられ、それぞれの町村の総合計画で予定していたこと比べてどうなるかも見えてきます。町単独ではできないといわれてきた仕事が新市でできるのか、できないのか。自治体のサイズを大きくすることで財政問題を解決することができると思っていた人たちにはショックなことがしばらく続きそうです。
それにしても「住民とともに合併問題を考える頸北議員の会」、いつも集まるのは10数人ですが、いろいろな情報が集まり、問題解決のヒントが見つかる、ほんとうに役に立つ組織です。きょうも面白い情報がいくつも寄せられ、3月議会の質問の組み立てに使えるくらい、つっこんだ議論の展開となりました。