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病室にて

 午前中に元農業委員会職員だったOさんを見舞いました。前立腺の病気で手術をされたと聞いたからです。病室は個室で、テレビや冷蔵庫だけでなく、外と通話できる電話も設置してありました。ベッドのそばには、新聞と薄い冊子がおかれていました。何かと思ったら、昨年夏に町教育委員会が発行した戦争体験集、『戦争の日々を生きて』でした。
 掲載されている文章で様々なことが思い出されるのでしょう、Oさんは「こんな時でないとゆっくり読めないもんで」と言いながら、昔のことについて語ってくださいました。また、合併問題の行方を心配し、私と一緒に取り組んだ町農業労働災害互助制度が新市に引き継がれることなく終わりそうであることをとても残念がっておられました。先進地を訪ね、何年もかけてつくった当事者とすれば当然でしょう。
 合併懇談会はきょうで5日目です。昨日、きょう、どちらも予定の時間をオーバーして質問が続きました。膨大な事務事業の調整について、どの会場でもいくつか紹介していますが、昨日は「悪くなることばっかりで、説明を聞き、不安になった」と言われたので、水道料や農業集落施設使用料が大幅に下がることを先にして、悪くなることもお話しました。ところが、今度は、ある方に、「下がる話をされていたが、もっと上がるものがあるはずだ」と言われました。説明の仕方ひとつで聞き手の方に微妙な影響を与えるものだと思いました。なかなか難しいですね。
 帰ってから500ccのビールを1本飲みました。テレビで格闘技を観ながら飲んでいたのですが、飲み終わってから、ちょっとのつもりで横になったら、2時間近く寝てしまいました。疲れがかなりたまっているのかもしれません。


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概要

2004年02月24日 00:00に投稿されたページです。

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