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町としての見解まとめる前に住民の声を聞くシステムを

 昨日からの積雪は30センチ近くになりました。朝5時半過ぎから除雪を始め、8時頃まで続けてがんばりました。これで、牛舎や家の屋根から雪が落ちても大丈夫です。このうえ30センチくらい新雪がやってきたとしても、「どうぞ降ってください」という余裕ができました。
 町主催懇談会はきょうが2日目、吉川会場、旭会場と参加しました。旧村単位の懇談会に参加して感じたのは、それぞれの会場の雰囲気の違いでした。源は過疎が深刻化している地域で、最近は住民主体の地域づくりがすすんできていますが、合併によってくらしや地域づくりがどうなるかに強い関心がありました。吉川は、市町村合併の取り組み方など基本問題を問う声が多くあり、発言は次々と続きました。旭会場は夕方5時からという時間帯のせいもあったかもしれませんが、雰囲気はもっとも穏やかでした。
 吉川会場では、重要な指摘がいくつもありました。地域協議会を自治組織とみるなら、委員の選出にあたって選挙は当然のことではないかという発言、吉川町のこれまでの「町づくり会議」の取り組みとも関連させてもう一度考えてみる必要がありそうです。また合併協議にあたって、事前に住民の声を聞く仕組みをつくるべきだ、という発言・提案は3人からありました。議会の特別委員会、吉川町の合併協委員による打ち合わせを経て合併協にのぞむこれまでのやり方に変更をせまるこの提案にどう応えるか、真剣に検討していかなければなりません。
 いま一つ、「合併協議によって統一化、平準化をすすめているようだが、吉川町にはこれまで築いてきた特性のあるものがある。残さなければならないもの、新市に引き継がれないものをどうやって引き継いでいくかが大事」との発言もうなづけました。合併によってこれまで築いてきた大切なものが吹っ飛んだんではたまりません。
 「春よ来い」の6回目、「ウサギの肉」を掲載しました。ごらんください。


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2004年02月08日 00:00に投稿されたページです。

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