朝、うっすらと雪が降りました。山間部でも5センチくらいなもんでしょう、この降り方ならば。暖冬のおかげでまだ除雪機は一回も使っていません。じつは、試運転すらしていないのです。雪のない日が長く続いたので、長期予報で雪だるまのマークが出ても、「たいして降らんだろう」と決め込むようになってしまいました。
今週は新年会や会議が続くので、朝の段階では、「きょうは原稿を書く日にしよう。さもないと、町政レポートは作れない」と決意していたのですが、どうも、いまひとつ気が乗りません。新聞や本を読む。テレビを見る。けれども、原稿書きの方はさっぱり。毎年、新年最初の町政レポート作成は、記事にしたくなるようなニュースが乏しく、苦しみます。
年末に購入した中野民夫の『ファシリテーション革命』(岩波アクティブ新書)は期待したとおりのすばらしい本でした。最近、ずっと考えていたことの1つは、「会議をもっと楽しくしたい。参加者が学び合い、成長し合い、それぞれの持てる力を出し合って何かを創造していく会議にしていきたい」ということでした。日本共産党の支部会議を含め、会議のやり方をもっと改善していく力をつけたいと思っていたのです。「参加型の場づくりの技法」という副題が付いたこの本にはヒントがいくつもありました。実践しながら、繰り返し読んでいこうと思います。
映画「ザ・ラスト・サムライ」のタカ役の女性は日系アメリカ人かと思ったら、日本の俳優さんでした。名前は「小雪」。とても存在感のある演技をする人で、この先、ぐんぐんと伸びていく気がします。きょうも、テレビドラマで家庭教師役をやっていましたが、彼女の豊かで、人間味あふれる表情がいい。