きょうから12月議会。一般質問は、9月よりは良かったと思います。こう言うと笑われるでしょうが、昨晩、テレビドラマ「北の国から」を観たおかげです。質問技術にあまりこだわらず、ありのままの人間をそのまま出していく。この質問のやり方は、「田中邦衛方式」と名付けようかな。
さて、注目の市町村合併をめぐる動きですが、上越市の高野誠さんの動きに刺激を受け、頸北の地でも住民サイドから勇気ある行動がはじまりました。まず柿崎町で1住民が、「廃置分合前に合併の可否について住民意思の確認を」という請願を議会に提出されました。つづいて昨日は、小苗代の佐藤直彦さんが、「市町村合併について町民に対する十分な説明と町民意思の確認を求める」請願を出されました。これには町議会の全会派から5人が紹介議員になりました。
これまで請願というと、団体請願がほとんどです。私の記憶では、し尿汲み取りの仕事をさせてほしい、という請願が1町民から出たぐらいです。こういう政治の大問題でたった一人でも当たり前のことを求めて議会請願する。私はこういう勇気ある行動に拍手を送りたいと思います。