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2つの会議で合併議論

 きょうは、2つの会議が連続して開催されました。1つは農業委員会定例会、農地関係の議案のほかに農業委員会の合併問題について審議しました。会長、ならびに事務局長から情勢報告がありましたが、新市になった場合、1つの農業委員会でいこうという流れが加速されている感じです。約1000平方キロメートルの広さの中でこれまで14の農業委員会がやってきたものを1つでやる。確かに行政コストは抑えることができるでしょう。しかし、農地行政や農業振興は田んぼや作り手など農業現場が見えないと的確におこなうことはできません。1つの農業委員会に、と動いている人たちは農業をどんなふうに考えているのでしょうか。
 いまひとつの会議は町議会の市町村合併問題に関する調査特別委員会です。第2回合併協議会に向けた各市町村の方針、考え方が出揃ったので、それを受けて、議会としてどう対応するか話し合いました。一番活発な議論となったのは、議員の定数および任期についてです。吉川町に16人いた議員が1人となるかもしれない、それも可能性は大きい。ここへきて、この重大さが浸透してきたようです。各委員の発言には、「少なくとも2人は出せないものか」という声がいくつもありました。また、上越市議会などが定数特例は合併直後の選挙1回きりとする方向でまとまろうとしていることについても警戒の声が相次ぎました。特例をはずすと、人口規模の小さな町村から市議を送り出すことはきわめて困難となるからです。
 夜は政党ポスターのベニヤ張りなど公示前の諸準備をやりました。いよいよ、明日から総選挙本番です。


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2003年10月27日 00:00に投稿されたページです。

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