朝、配達された「しんぶん赤旗」日刊紙を広げたら、米山(よねやま・標高993メートル)をバックにした黄色い田んぼの風景写真がすぐ目に飛び込んできました。この間の日曜日に柿崎町上直海(かみのうみ)で私が撮った写真です。接写モードで撮ってみたら、コシヒカリの穂がとてもきれいだったので、赤旗編集局にメールで送っておいたのですが、こんなに早く掲載されるとは思いませんでした。
さて、きょうは9月定例会での議案審議本番。昨日、十分休養をとったので体調はベストに近い、質問準備もある程度はできている。そんなわけで審議を楽しみにしていました。
まず最初にとりあげたのが情報公開の促進です。来月からまちづくり基本条例がスタートすることでもあり、情報公開の徹底、共有化の促進は重要課題の1つです。まず一番行政情報を持っている町長から情報公開を前進させるべきだ、として町長交際費、公務日誌をホームページで公開するよう迫りました。また政策の形成過程、町政における意思決定過程を公開することが求められているとして、この点で、何からやるか検討するよう求めました。いずれも町長は、検討を約束しました。
次は難病医療費助成問題。一般質問でもとりあげたのですが、今回は制度見直しに伴い必要となる医療券・受給者証の更新手続きの遅れ一本にしぼって追及しました。これは、窓口は保健所ですが、当町関係者については、まだ6割の人が更新手続きをしていないという実態になっています。手続きの流れ、更新手続きに約2か月という時間がかかることを明らかにしたうえで、関係機関に働きかけるよう求めました。住民の命にかかわることは絶対曖昧にしない、その構えで迫ったのが功を奏し、町長は働きかけをすると言明しました。
この他、上越市への編入合併に向けた取り組みの問題点を浮き彫りにした指定文化財についての調整作業、次世代育成支援事業などについてもほぼ予定通りの回答を引き出すことができました。やはり、質問の前日は欲張ってたくさん本を読んだりするよりも、ゆっくり休むのがいいようです。