法定合併協議会の設置について議論する臨時会が11日に招集されることになりました。各地の町村議会臨時会の新聞報道を見ながら、今回の臨時会では厳格な姿勢で議案審議にのぞまなければとならない、と思っています。
上越市議の杉本敏宏さんがメルマガで「市民から市町村合併についての意見を聞く会」(上越市議の有志が主催)の様子を伝えてくれました。参加した市民の関心は高く、出だされた意見は多彩でした。その中での市民の声がとても参考になります。
◎「市の説明会にも出たが、よく解らなかった。解らないから市民意向調査に回答しようがない」
◎「議員定数はどうなるのか。特例を使う理由は何か。財政にどの位貢献するのか」
◎「これ以上、子孫に借金を残したくない。合併して財政力は良くなるのか。16年間の財政試算では不足。20年間の見通しが必要だ」
◎「歳入が減るのであれば、歳出を減らす工夫が必要だ」「他町村の負債も背負うという情報提供を」
◎「中郷村には遠慮してもらったほうがいい」
◎「14市町村一気にではなく、段階的にできないのか」
◎「広くなってサービスはどうなるのか」
◎「行政や議会だけで決めるのは問題だ。住民投票を実施する必要がある」
◎「合併したら議員として責任がもてるのか」
読みながら、自分が主催者の一人なら、これらの質問にどれだけ答えられるだろうかと思いました。これまで自分なりに町民の皆さんに情報提供をしてきたつもりだけれど、まだまだ不十分です。それだけに、上記の意見の最後の方の2つがいつまでも心に残りました。住民参加がきちんとやられていないなかで、議会で決めていいのか。議員として責任ある対応をしたのか…。
午前は朝の搾乳後、役場で情報収集、午後は町政レポートを作成しました。そして夕方の搾乳がすんでから、新潟市へ行き、弁護士から生活相談についてアドバイスを受けてきました。暑くて忙しい一日でした。