朝5時前、牛舎へ行って温度計を見たら28度もありました。台風によるフェーン現象が起きたのでしょう、この夏では最も暑い夜でした。昨日から台風被害が報道されていますが、被災された皆さんには心からお見舞い申し上げます。
私は午前から午後1時過ぎまで、しんぶん赤旗日曜版の配達・集金。台風で荒れ模様の天気にならないうちに配達だけでも終了させたい、そう思って車を走らせました。時たま、強い風が吹きましたが、雨はパラパラ、心配したような悪天候にならず助かりました。
2時ころ、台風は暴風圏がなくなり北上中、とテレビで見て安心しました。四国や関西のような雨が降り、風が吹いたらどうなるか、吉川が氾濫しないか、これまでたびたび大騒ぎしているだけに不安でした。町内では、ちょうど、コシヒカリの花が咲き始めたばかり。稲作農家も台風被害の心配がなくなって、喜んでいることと思います。
昼ご飯を食べてから浦川原へ。来月2日告示の村議選を前にした支援です。候補者の杉田昭一さんは、2期目をめざして奮闘中。訥弁ですが、決して威張らない。頭は低く、まじめにコツコツと村民のためを考えて行動する人です。
この人間的な魅力と村民の心を捉える政策があれば勝利できると思いました。杉田さんと、それに元議員の宮川さんを交え、これまでの成果と今後の村政課題について話し合いました。子育てがんばろう条例制定にいたった経過、村内のすべての家庭に配布された災害危険箇所掲載の地図、市町村合併問題への対応などが話題になりました。
3人で話し合った結論。村民アンケートで出されている要望を整理し、こうすれば実現できるという公約(案)にまとめ、まず村民の皆さんに示す。そして皆さんの意見を聞いて案を練り上げる。来週の前半には、公約がまとまりそうです。
話し合いが終わって、普段着の杉田さんの姿をカメラのおさめました。本棚のところで撮ったのですが、すぐそばに掛けてあった色紙が目にとまりました。
愛しきかも 雪げのみずにそよぎつつ 堅香子さきぬ 越乃春の香
この歌は浦川原村出身のプロレタリア歌人、山田あきの作品です。雪国の春の情景がありありと目に浮かんできますね。