まさに台風一過、青い空とやかましいほどのセミの大合唱が戻ってきました。今年は日照不足と低温で、10年前のような冷害騒ぎになるのではないかという声も出はじめていましたが、これから暑い日が続けば、稲の作況もよくなっていくことと思います。
さて、きょうは日曜日。日曜日くらいは自分の思うように過ごしたいと思っていますが、このところ、週末に会議やイベントがあり、なかなか自分の自由時間がとれません。私の場合、日曜日に休んで気分転換しておかないと次の週は駄目、どうしても元気エネルギーが底をついてします。
そんなわけで、上越市での生活相談を終えてから、回り道をして、町内にある林道町田・道之下線をゆっくりと走ってきました。もちろん、車です。ねらいは野の花と林道からの眺望です。
林道へ入ってまもなく、道端に白い花がいくつも咲いています。ヒヨドリバナの遅咲きかと思ったら、オトコエシです。秋の花が次々と咲き始めているんですね。
ところで、前々からぜひ見たいと思っている花が1つあるのです。名前はクルマバハグマ。葉が丸く輪になっていて、強烈な個性を感じさせ、もうふた月ほど前から観察を続けています。花のつぼみができてからが長く、なかなか花の姿を見せてくれませんが、どうやら来週には開花を迎えそう。とても楽しみです。
昨日の風と夜中に降った雨で大気の汚れが吹き飛んだのでしょうね、眺めの方も予想したとおり、とてもいい。遠く上越市の海を見たら、めったに見られない景色です。それで、久々に、顕法寺城址に登ってみることにしました。
顕法寺城址は、海抜182メートルしかないにもかかわらず、とても高さを感じます。海は青く、船が動いているのもわかります。船だけではありません、遠くに見えたのは。初めて気がつきましたけれども、吉川町からも佐渡島が見えるんです。これには驚きました。この眺望は、「私の好きな風景」に加えなければ…。
昼ごはんを食べてからは、チラシの作成、そして明日の質問準備をしました。「1時間ほどの元気エネルギーの補給」のおかげで気分よく仕事ができました。